頻出公式一覧(直前総復習用)(統計検定2級)

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試験直前に「式の形」と「使う場面」をまとめて確認するための一覧です。各行のひとこと解説は、式を思い出すきっかけと、取り違えやすい点に絞っています。詳しい導出や使い方は、分野ごとのテーマ別記事で確認してください。

記号の約束 標本サイズ $n$、標本平均 $\bar{x}$、偏差平方和 $S_{xx}=\sum (x_i-\bar{x})^2$。
標本分散($n$ で割る)$s^2=S_{xx}/n$、不偏分散($n-1$ で割る)$u^2=S_{xx}/(n-1)$。
標準正規分布の上側 $\alpha$ 点を $z_{\alpha}$、t分布・χ²分布・F分布の上側 $\alpha$ 点を $t_{\alpha}(\nu)$、$\chi^2_{\alpha}(\nu)$、$F_{\alpha}(\nu_1,\nu_2)$ と書きます。

1. 記述統計

項目公式ひとこと解説
平均$\bar{x}=\dfrac{1}{n}\sum x_i$外れ値の影響を受けやすい
度数分布表からの平均$\bar{x}=\dfrac{1}{n}\sum m_k f_k$$m_k$ は階級値、$f_k$ は度数。近似値になる
中央値小さい順に並べて $\dfrac{n+1}{2}$ 番目$n$ が偶数なら中央の2つの平均。外れ値に強い
幾何平均$\sqrt[n]{x_1x_2\cdots x_n}$成長率・倍率の平均に使う
平均成長率$\left(\dfrac{\text{最終値}}{\text{初期値}}\right)^{1/n}-1$$n$ は期間の数(年数)。算術平均で求めると過大になる
調和平均$\dfrac{n}{\sum (1/x_i)}$同じ距離を異なる速さで進んだときの平均の速さ
分散($n$ で割る)$s^2=\dfrac{1}{n}\sum (x_i-\bar{x})^2=\overline{x^2}-\bar{x}^2$「2乗の平均 − 平均の2乗」が電卓向き
不偏分散$u^2=\dfrac{1}{n-1}\sum (x_i-\bar{x})^2=\dfrac{n}{n-1}s^2$推定・検定ではこちら。問題文でどちらかを必ず確認
標準偏差$s=\sqrt{s^2}$単位はデータと同じ
変動係数$CV=\dfrac{s}{\bar{x}}$単位や平均の大きさが違う集団のばらつき比較
範囲・四分位範囲$R=\max-\min$、$IQR=Q_3-Q_1$四分位偏差は $IQR/2$
外れ値の目安$Q_1-1.5\,IQR$ 未満、$Q_3+1.5\,IQR$ 超箱ひげ図でひげの外に点で描かれる
標準化(z得点)$z=\dfrac{x-\bar{x}}{s}$平均0、標準偏差1になる
偏差値$T=50+10z$平均50、標準偏差10に変換
1次変換$y=ax+b$ なら $\bar{y}=a\bar{x}+b$、$s_y=|a|s_x$、$s_y^2=a^2s_x^2$定数を足してもばらつきは不変
歪度$\dfrac{1}{n}\sum\left(\dfrac{x_i-\bar{x}}{s}\right)^3$正なら右に裾が長い(平均 > 中央値になりやすい)
尖度$\dfrac{1}{n}\sum\left(\dfrac{x_i-\bar{x}}{s}\right)^4-3$正規分布で0となる定義。$-3$ を付けない流儀もある
共分散$s_{xy}=\dfrac{1}{n}\sum (x_i-\bar{x})(y_i-\bar{y})=\overline{xy}-\bar{x}\bar{y}$単位に依存する
相関係数$r=\dfrac{s_{xy}}{s_xs_y}=\dfrac{S_{xy}}{\sqrt{S_{xx}S_{yy}}}$$-1\le r\le 1$。直線的な関係の強さだけを測る
回帰直線 $y=a+bx$$b=\dfrac{s_{xy}}{s_x^2}=r\dfrac{s_y}{s_x}$、$a=\bar{y}-b\bar{x}$必ず点 $(\bar{x},\bar{y})$ を通る
決定係数(単回帰)$R^2=r^2$$y$ の変動のうち直線で説明できる割合
オッズ比(2×2表 $a,b;c,d$)$\dfrac{a/b}{c/d}=\dfrac{ad}{bc}$1なら関連なし。1から離れるほど関連が強い
3項移動平均$\dfrac{x_{t-1}+x_t+x_{t+1}}{3}$季節変動は周期と同じ項数で平均すると消える
ラスパイレス価格指数$\dfrac{\sum p_tq_0}{\sum p_0q_0}\times100$数量は基準時点 $q_0$ で固定
パーシェ価格指数$\dfrac{\sum p_tq_t}{\sum p_0q_t}\times100$数量は比較時点 $q_t$ で固定
ラグ $k$ の自己相関$r_k=\dfrac{\sum_{t=1}^{n-k}(x_t-\bar{x})(x_{t+k}-\bar{x})}{\sum_{t=1}^{n}(x_t-\bar{x})^2}$周期 $m$ の季節性があるとラグ $m$ で大きくなる

2. データ収集

項目式・定義ひとこと解説
単純無作為抽出全員が等しい確率で選ばれるすべての抽出法の基準
系統抽出開始点を無作為に選び、$k$ 番目ごとに抽出名簿に周期性があると偏る
層化抽出母集団を層に分け、各層から無作為抽出層内が均質・層間が異質だと精度が上がる
比例配分$n_h=n\dfrac{N_h}{N}$層の大きさに比例して標本を割り当てる
クラスター(集落)抽出集落を無作為に選び、選んだ集落は全数調査費用は安いが、集落内が似ていると精度が落ちる
多段抽出市区町村 → 地区 → 世帯のように段階的に抽出大規模調査向き。段数が増えると精度は下がりやすい
標本誤差標本の選び方による偶然の誤差$n$ を大きくすると小さくなる(おおむね $1/\sqrt{n}$ に比例)
非標本誤差無回答・回答の偏り・測定ミス・対象の定義漏れなど$n$ を大きくしても減らない
有限母集団修正$V(\bar{X})=\dfrac{N-n}{N-1}\cdot\dfrac{\sigma^2}{n}$非復元抽出で $n/N$ が大きいときに効く
フィッシャーの3原則反復・無作為化・局所管理局所管理はブロックに分けて条件をそろえること
実験研究と観察研究処理を研究者が割り付けるか否か因果関係を主張しやすいのは無作為化した実験
交絡処理と結果の両方に関係する第3の要因見かけの相関の原因。層別や無作為化で対処
二重盲検法被験者も評価者も割付を知らないプラセボ効果・評価者の思い込みを防ぐ

3. 確率・確率分布

項目公式ひとこと解説
順列・組合せ${}_nP_r=\dfrac{n!}{(n-r)!}$、${}_nC_r=\dfrac{n!}{r!(n-r)!}$並べ方を区別するなら P、しないなら C
加法定理$P(A\cup B)=P(A)+P(B)-P(A\cap B)$排反なら最後の項は0
余事象$P(\bar{A})=1-P(A)$「少なくとも1回」は余事象で
条件付き確率$P(B\mid A)=\dfrac{P(A\cap B)}{P(A)}$分母は「条件の側」
独立$P(A\cap B)=P(A)P(B)$排反とは別物
全確率の公式$P(B)=\sum_i P(A_i)P(B\mid A_i)$原因ごとに場合分けして足す
ベイズの定理$P(A_i\mid B)=\dfrac{P(A_i)P(B\mid A_i)}{\sum_j P(A_j)P(B\mid A_j)}$結果から原因の確率へ。陽性的中率の計算
期待値$E[X]=\sum x\,p(x)$、連続なら $\int x f(x)\,dx$確率で重み付けした平均
分散$V[X]=E[X^2]-(E[X])^2$$E[(X-\mu)^2]$ より計算が楽
1次変換$E[aX+b]=aE[X]+b$、$V[aX+b]=a^2V[X]$分散に $b$ は効かない
和の期待値・分散$E[X+Y]=E[X]+E[Y]$、$V[X\pm Y]=V[X]+V[Y]\pm2\mathrm{Cov}(X,Y)$独立なら $V[X\pm Y]=V[X]+V[Y]$(差でも足す)
共分散$\mathrm{Cov}(X,Y)=E[XY]-E[X]E[Y]$独立なら0(逆は一般に成り立たない)
ベルヌーイ分布$E=p$、$V=p(1-p)$成功1・失敗0
二項分布 $B(n,p)$$P(X=k)={}_nC_k\,p^k(1-p)^{n-k}$、$E=np$、$V=np(1-p)$独立な試行 $n$ 回の成功数
ポアソン分布 $Po(\lambda)$$P(X=k)=\dfrac{e^{-\lambda}\lambda^k}{k!}$、$E=V=\lambda$まれな事象の件数。$n$ 大・$p$ 小で $B(n,p)\approx Po(np)$
幾何分布$P(X=k)=(1-p)^{k-1}p$、$E=\dfrac{1}{p}$、$V=\dfrac{1-p}{p^2}$初めて成功するまでの試行回数。失敗回数で数える定義もある
超幾何分布$P(X=k)=\dfrac{{}_MC_k\,{}_{N-M}C_{n-k}}{{}_NC_n}$、$E=n\dfrac{M}{N}$非復元抽出での当たりの数
一様分布 $U(a,b)$$f(x)=\dfrac{1}{b-a}$、$E=\dfrac{a+b}{2}$、$V=\dfrac{(b-a)^2}{12}$分散の12を忘れない
指数分布$f(x)=\lambda e^{-\lambda x}$、$E=\dfrac{1}{\lambda}$、$V=\dfrac{1}{\lambda^2}$、$P(X\gt x)=e^{-\lambda x}$待ち時間。無記憶性をもつ
正規分布 $N(\mu,\sigma^2)$$Z=\dfrac{X-\mu}{\sigma}\sim N(0,1)$$\sigma^2$ は分散。$\sigma$ と取り違えない
正規分布の目安$\mu\pm\sigma$:約68%、$\mu\pm2\sigma$:約95%、$\mu\pm3\sigma$:約99.7%正確には $\pm1.96\sigma$ で95%
正規分布の再生性独立なら $aX+bY\sim N(a\mu_1+b\mu_2,\ a^2\sigma_1^2+b^2\sigma_2^2)$分散は係数の2乗で足す
二項分布の正規近似$X\approx N(np,\,np(1-p))$、$P(X\le k)\approx P\!\left(Z\le\dfrac{k+0.5-np}{\sqrt{np(1-p)}}\right)$$\pm0.5$ が連続修正。$np$ と $n(1-p)$ が十分大きいとき

4. 標本分布・推定

項目公式ひとこと解説
標本平均の期待値・分散$E[\bar{X}]=\mu$、$V[\bar{X}]=\dfrac{\sigma^2}{n}$標準誤差は $\sigma/\sqrt{n}$
中心極限定理$\dfrac{\bar{X}-\mu}{\sigma/\sqrt{n}}\approx N(0,1)$母集団が正規でなくても $n$ が大きければ成り立つ
標本比率$E[\hat{p}]=p$、$V[\hat{p}]=\dfrac{p(1-p)}{n}$二項分布を $n$ で割ったもの
和の分布$\sum X_i$:平均 $n\mu$、分散 $n\sigma^2$平均は $\sigma^2/n$、和は $n\sigma^2$
χ²分布$\dfrac{(n-1)U^2}{\sigma^2}\sim\chi^2(n-1)$正規母集団が前提。$\chi^2(k)$ の平均 $k$、分散 $2k$
t分布$T=\dfrac{\bar{X}-\mu}{U/\sqrt{n}}\sim t(n-1)$$\sigma$ を $U$ で置き換えると t 分布
F分布$F=\dfrac{U_1^2/\sigma_1^2}{U_2^2/\sigma_2^2}\sim F(n_1-1,\,n_2-1)$自由度は(分子, 分母)の順
分布どうしの関係$t(\nu)^2=F(1,\nu)$、$Z^2=\chi^2(1)$、$t(\infty)=N(0,1)$表の値で $2.228^2\approx4.96$ などが確かめられる
推定量の性質不偏性 $E[\hat{\theta}]=\theta$、一致性、有効性(分散が小さい)平均二乗誤差 $=$ 分散 $+$(偏り)$^2$
最尤推定量の例ベルヌーイ:$\hat{p}=\bar{x}$、ポアソン:$\hat{\lambda}=\bar{x}$、正規:$\hat{\mu}=\bar{x}$、$\hat{\sigma}^2=s^2$正規分布の分散の最尤推定量は $n$ で割るので不偏でない
母平均($\sigma$ 既知)$\bar{x}\pm z_{\alpha/2}\dfrac{\sigma}{\sqrt{n}}$95%なら $z_{0.025}=1.96$
母平均($\sigma$ 未知)$\bar{x}\pm t_{\alpha/2}(n-1)\dfrac{u}{\sqrt{n}}$$n$ が大きければ $z$ で近似
母比率$\hat{p}\pm z_{\alpha/2}\sqrt{\dfrac{\hat{p}(1-\hat{p})}{n}}$$n$ が大きいときの近似
母分散$\left[\dfrac{(n-1)u^2}{\chi^2_{\alpha/2}(n-1)},\ \dfrac{(n-1)u^2}{\chi^2_{1-\alpha/2}(n-1)}\right]$大きいχ²値で割ると下限。左右非対称
母平均の差($\sigma_1,\sigma_2$ 既知)$(\bar{x}_1-\bar{x}_2)\pm z_{\alpha/2}\sqrt{\dfrac{\sigma_1^2}{n_1}+\dfrac{\sigma_2^2}{n_2}}$分散は足す
母平均の差(等分散・未知)$(\bar{x}_1-\bar{x}_2)\pm t_{\alpha/2}(n_1+n_2-2)\,u_p\sqrt{\dfrac{1}{n_1}+\dfrac{1}{n_2}}$プールした分散 $u_p^2=\dfrac{(n_1-1)u_1^2+(n_2-1)u_2^2}{n_1+n_2-2}$
母比率の差$(\hat{p}_1-\hat{p}_2)\pm z_{\alpha/2}\sqrt{\dfrac{\hat{p}_1(1-\hat{p}_1)}{n_1}+\dfrac{\hat{p}_2(1-\hat{p}_2)}{n_2}}$区間推定では各群の比率をそのまま使う
対応のあるデータ差 $d_i=x_i-y_i$ に1標本の方法を適用自由度は(ペア数)$-1$
必要な標本サイズ(平均)$n\ge\left(\dfrac{z_{\alpha/2}\,\sigma}{E}\right)^2$$E$ は許容する誤差(区間幅の半分)。端数は切り上げ
必要な標本サイズ(比率)$n\ge\left(\dfrac{z_{\alpha/2}}{E}\right)^2p(1-p)$$p$ の見当がなければ $p(1-p)\le0.25$ を使う
区間幅と $n$幅 $\propto 1/\sqrt{n}$幅を半分にするには $n$ を4倍

5. 検定・χ²検定

項目公式ひとこと解説
母平均($\sigma$ 既知)$Z=\dfrac{\bar{x}-\mu_0}{\sigma/\sqrt{n}}$両側5%なら $|Z|\ge1.96$、片側5%なら $Z\ge1.645$ で棄却
母平均($\sigma$ 未知)$T=\dfrac{\bar{x}-\mu_0}{u/\sqrt{n}}$、自由度 $n-1$$u$ は不偏分散の平方根
母比率$Z=\dfrac{\hat{p}-p_0}{\sqrt{p_0(1-p_0)/n}}$検定では分母に帰無仮説の $p_0$ を使う
母分散$\chi^2=\dfrac{(n-1)u^2}{\sigma_0^2}$、自由度 $n-1$両側なら上側と下側の両方の点を使う
2標本 t 検定(等分散)$T=\dfrac{\bar{x}_1-\bar{x}_2}{u_p\sqrt{1/n_1+1/n_2}}$、自由度 $n_1+n_2-2$$u_p^2$ はプールした分散
ウェルチの検定$T=\dfrac{\bar{x}_1-\bar{x}_2}{\sqrt{u_1^2/n_1+u_2^2/n_2}}$等分散を仮定しない。自由度は近似式で求める
対応のある t 検定$T=\dfrac{\bar{d}}{u_d/\sqrt{m}}$、自由度 $m-1$$m$ はペアの数。同じ人の前後比較など
2標本の母比率の差$Z=\dfrac{\hat{p}_1-\hat{p}_2}{\sqrt{\bar{p}(1-\bar{p})(1/n_1+1/n_2)}}$$\bar{p}$ は2群を合わせた比率(帰無仮説 $p_1=p_2$ の下)
等分散の F 検定$F=\dfrac{u_1^2}{u_2^2}$、自由度 $(n_1-1,\,n_2-1)$大きい方を分子にすると上側の表だけで判定しやすい
p値観測値以上に極端な値が出る確率(帰無仮説の下)両側検定では片側の確率を2倍
第1種の過誤$\alpha=P(\text{棄却}\mid H_0\text{ が真})$有意水準そのもの
第2種の過誤・検出力$\beta=P(\text{採択}\mid H_1\text{ が真})$、検出力 $1-\beta$$n$ を増やす・効果が大きい・$\alpha$ を大きくすると検出力は上がる
検出力の計算(片側 $Z$ 検定)$1-\beta=P\!\left(Z\ge z_{\alpha}-\dfrac{\mu_1-\mu_0}{\sigma/\sqrt{n}}\right)$棄却域の境界を $\mu_1$ の分布で標準化し直す
χ²統計量$\chi^2=\sum\dfrac{(O-E)^2}{E}$$O$ は観測度数、$E$ は期待度数。比率ではなく度数で計算
適合度検定の自由度$k-1-(\text{推定した母数の数})$$k$ はカテゴリー数
独立性の検定$E_{ij}=\dfrac{(\text{行和}_i)(\text{列和}_j)}{N}$、自由度 $(r-1)(c-1)$期待度数はおおむね5以上が目安
2×2表の簡便式$\chi^2=\dfrac{N(ad-bc)^2}{(a+b)(c+d)(a+c)(b+d)}$自由度1。$\chi^2_{0.05}(1)=3.841=1.96^2$

6. 線形モデル

項目公式ひとこと解説
回帰モデル$y_i=\beta_0+\beta_1x_{i}+\varepsilon_i$、$\varepsilon_i\sim N(0,\sigma^2)$ 独立誤差の正規性・等分散性・独立性が前提
最小二乗推定$\hat{\beta}_1=\dfrac{S_{xy}}{S_{xx}}$、$\hat{\beta}_0=\bar{y}-\hat{\beta}_1\bar{x}$残差平方和 $\sum e_i^2$ を最小にする
残差$e_i=y_i-\hat{y}_i$$\sum e_i=0$。残差プロットに模様があればモデル不適合
平方和の分解$S_T=S_R+S_E$総変動 $=$ 回帰で説明できる変動 $+$ 残差変動
決定係数$R^2=\dfrac{S_R}{S_T}=1-\dfrac{S_E}{S_T}$説明変数を増やすと下がらない
自由度調整済み決定係数$\bar{R}^2=1-\dfrac{S_E/(n-p-1)}{S_T/(n-1)}$$p$ は説明変数の数。無駄な変数を入れると下がりうる
誤差分散の推定$\hat{\sigma}^2=\dfrac{S_E}{n-p-1}$単回帰なら $n-2$ で割る
回帰係数の標準誤差(単回帰)$\mathrm{SE}(\hat{\beta}_1)=\dfrac{\hat{\sigma}}{\sqrt{S_{xx}}}$$x$ の散らばりが大きいほど精度が上がる
係数の t 検定$t=\dfrac{\hat{\beta}_j}{\mathrm{SE}(\hat{\beta}_j)}$、自由度 $n-p-1$回帰出力の t 値=推定値÷標準誤差
係数の信頼区間$\hat{\beta}_j\pm t_{\alpha/2}(n-p-1)\,\mathrm{SE}(\hat{\beta}_j)$区間が0を含まなければ両側検定で有意
回帰の F 検定$F=\dfrac{S_R/p}{S_E/(n-p-1)}$、自由度 $(p,\,n-p-1)$単回帰では $F=t^2$
予測値$\hat{y}=\hat{\beta}_0+\hat{\beta}_1x$データの範囲外への外挿は危険
一元配置分散分析$S_T=S_A+S_E$、自由度 $N-1=(a-1)+(N-a)$$a$ は群の数、$N$ は全データ数
分散分析の F$F=\dfrac{S_A/(a-1)}{S_E/(N-a)}$群間の平均平方 ÷ 群内の平均平方
ダミー変数該当なら1、そうでなければ0係数は基準カテゴリーとの平均の差
多重共線性説明変数どうしの強い相関係数の標準誤差が大きくなり、符号が不安定になる
直前の使い方 表を上から眺めて、式を見たときに「何を表すか」「どの場面で使うか」がすぐに言えるかを確かめてください。言えない行だけ、該当するテーマ別記事に戻るのが効率的です。特に「$n$ と $n-1$」「分散と標準偏差」「自由度」の3点は、正しい式を知っていても本番で取り違えやすいところです。

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